「 保育士の1年目の妊娠はあり? 」
- 新卒の妊娠の賛否両論
- 2年目まで待つ理由
- 新人が妊娠したときの対策
をまとめました。
目次
保育士の1年目の妊娠はあり?
- いけないといった決まりはない
誰にでも妊娠する権利はあります。
保育の仕事を志した人ならば尚更、いつか子どもを持ちたいと思っていることでしょう。
でも、妊娠したら手放しで喜べる人ばかりではありませんよね。
妊娠はプライベートな事ではあります。
でも、デリケートな問題を含んでいるんです。
- 1年目で大丈夫?って心配する人は多い
就職1年目での妊娠を避ける人が多いのは、いろんな事情によるものが大きいのでしょう。
もちろん、絶対にしてはいけないということはないはずです。
妊娠は喜ばしい事に違いありません。
あなたが、就職一年目の保育士で、妊娠がわかったとします。
「嬉しさ」半分、「どうしよう…」と不安が半分でしょう。
妊娠するとその家族や、職場など、関係者全員の生活を少しずつ変えてしまいます。
妊娠した人を中心に考え、行動する事になります。
本来、自分がするべき仕事を他の人にしてもらう事になります。
「責任感がない。」と言われればそれまで。
避妊せず、「できちゃった」のだとしたら、人の命を預かる仕事をする人として軽率な行動ですよね。
仕事も慣れていないのに妊娠しながら働くなんて、気が思い。
と、不安ばかりが口をついてしまいます。
1年目を避ける人は、以下のような声をもっています。
2年目まで待つ人の5つの理由
金銭的な不安
就職一年目ということは、ほぼ貯蓄がない状態です。
子育てには費用がかかるのが事実ですが、女性の場合は、出産するとしばらく働く事ができません。
出産時の入院にも費用がかかります。
自治体からの給付金もすぐにでるわけではありませんし、赤ちゃんを迎えるための準備費用もかかります。
入院が必要ですし、出産後の復帰は、約8週間以降が目安なので、
ある程度の貯えが必要なんですね。
産休育休が取得できないから
多くの企業で、初年度の出産では産休育休の取得が難しい状況です。保育士でも同様で、園や自治体によって様々です。
1年以上雇用されていないと、産休育休が取得できない場合も多いんですね。
法律上、妊娠を理由に退職させることはできないのですが、一年間勤務の実態があったうえで育休の取得を認めているところが多いので、確認が必要です。
もし、1年未満の勤務で取得できない場合は、1年を過ぎるまでは欠勤扱いとなり、給与の支払いがありません。
金銭的にも肉体的、精神的にもよくなさそうですよね。
「家計が厳しい」
と、復帰を急ぐ事になるならば、慣れない育児と仕事の両立による負担は計り知れないものがあります。
同僚や保護者のことを考えて
仕事も満足にこなせない新任保育士。
先輩の先生も、あなたを立派な先生に育てようと、あなたに時間を費やしてくれています。
保護者としても、いきなり現場からいなくなっては心配する人もいるかもしれません。
担当クラスの園児が不安で
よく、母親が妊娠すると、不安定になるお子さんがいます。
担任の先生は、園でのお母さんですから、同じように先生の妊娠に不安を感じるのです。
具体例には、
- よそよそしい態度になる
- 赤ちゃん帰り
- 夜泣き
などの不安定なサインが出ることもあります。
担任って存在は大きいので、
「クラスの子を放っておけない!」
って気持ちから、自分のプライベートをおさえてしまう保育士が多いです。
体調管理が難しいから
就職1年目と言えば、普通の人でも慣れるのに精一杯です。
仕事しない全てが新しく覚える事ばかりなので、体力的にも精神的にも余力はありません。
色々な事がうまくいかず、トラブル回避の方法も知らないので、対応にも追われます。
妊娠が重なれば、お腹の赤ちゃんに対しても、仕事に対しても集中できず、
身体を壊すこともあるでしょう。
一年目の出産に限らない悩みも多いですね。
結局、2年目、3年目・・・も同じような悩みがあるものです。
「妊娠をしてはいけない」
といった考えを持つのは、子どもを育てる職から見たら悲しいことです。
でも、もしも妊娠がわかった時には、授かった命を大事に繋ぎたいですよね。
だからこそ、
妊娠した後の対策が重要になってきます。
新人や新卒が妊娠した時にやること
報告する時期
- 早ければ早いほうがいい
報告する際には、
- 今後、どうしていきたいのか
をしっかりと伝えることができるように、考えをまとめておきましょう。
園側は、あなたが妊娠するとは思っていないため、先を見越した業務を割り振ってもらうためですね。
現場への気遣いを忘れないようにしましょう。
最初に伝える人は誰が良いか?
- まずは園長へ
一番トップである、園長に相談することが一般的です。
園の責任者なので、迅速な対応につながります。
また、
- 園の関係者のどこまで知らせるか
今後の対応を話し合っておくことも大切です。
特に、子どもや保護者に対しては、園の方針もありますので、しっかり確認しましょう。
保護者への対応
- 個人の判断で伝えない
不確かな情報がウワサで広がってしまうので、個人的に伝えないほうがいいです。
個人的に何か話しをしたり、頂きものをしたりしたときには、必ず園長に伝えます。
保護者も、
- いつ頃から休むのか
- 復帰するのか
- 退職するのか
など、根掘り葉掘り聞いてくる人が多いのです。
特に、人事に関係する発言は気をつけるべきです。
上司へ相談し、話し合った事をしっかり守って行動しましょう。
園としての考えや決定事項は、保護者に書面にて一斉に配布して知らせる事が大切です。
一部の保護者だけの耳に入るような事がないようにします。
できちゃった婚についての対応は、下で詳しくまとめています。
働き方を見直す
今は保育士不足です。
退職したとしても、園にこだわらなければ仕事はたくさんあるのです。
思い切って退職することで、復職したい時に自分のタイミングで復帰時期を選ぶことが出来ます。
- 正規職員として再就職
- パート保育士として時短勤務から始める
など、働き方について考えることもできます。
家庭の事情にもよるので、自分に合った働き方を見つけたいですね。
まとめ
保育士1年目で妊娠がわかったら、不安でいっぱいになることでしょう。
妊娠を機に、自分自身もスキルアップできるチャンスでもあるのです。
保育士は、復職、再就職もしやすい仕事ですから、前向きに捉えて、頑張ってください。
職場の人や、家族とたくさん話合い、絆を結んでいくことで、お腹の赤ちゃんの豊かな育ちにつなげてくださいね。
今の園がつらい人へ
保育園が合わないだけかも <PR>
・自分が出しにくい環境
・ドロドロした人間関係
園を変えるだけで、過ごしやすさがガラっと変わるんです。
もし、今の園がつらいなら、別の場所で過ごす自分を想像すると、悩みが消えてるかも。
すべて自分でやろうとせず、まず保育士求人のプロに頼ると、安心です。
登録や相談もタダです!
↓↓↓
スポンサーリンク