毎日楽しく子どもたちと一緒に過ごす保育士のお仕事は、一見華があるように見えるかもしれません。
仕事がつらいと感じている方は多く、現に保育士不足が深刻化しています。では、どういったところにつらいと感じるのでしょうか?
保育士で辛いこと5つ
拘束時間が長い
通常勤務時間に加えた早番・遅番などで組まれていることが多いです。
でも、定時であがれるわけでもなく、また、状況に応じて早い時間から、出勤が必要なときもあります。
設定保育の時間は子どもたちを見ているわけです。そのため、
必要なものの準備に関しては、保育以外の時間で行わなければなりません。
特に書類の作成に関しては、個人情報に結びつくこともありますので、当然園外から持ち出すことは出来ず、残ってやらなければ終わらないのが現状です。
給料が低い
世間でも良く耳にしますよね。お子様の大切な命を預かるという責任がある中で、仕事内容に関してはあげればきりがなく、ハードなものです。
残業代が出ないことも多く、サービス残業はあたりまえ。仕事と見合ったお給料をもらっているかと聞かれると、素直に頷ける保育士さんは少ないのではないでしょうか。
せめてもう少しお給料が高かったら、今よりは保育士不足が解消されるのかも…?
人間関係の構築
連帯感が大切な職業ですから、円滑な人間関係の構築が必要になります。
クラス担任だけでなく、園長、主任はもちろん、保護者との関係も大切です。
人間関係って良好な時はいいのですが、悪化している場合、本当にストレスが溜まりますよね。日々のちょっとした心遣いが大切になります。
保護者対応が重荷
様々な方がいるので、柔軟に丁寧に対応しなければなりません。保護者一人ひとりの特徴を捉えた上で、子どもの様子を伝える必要があります
“モンスターペアレント”と呼ばれる保護者が増えています。そのため、気遣いながらお話することに疲れてしまうこともあります。
オシャレができない
子どもたちの手本となる以上、
爪は短く清潔に、メイクはナチュラルに、ということが基本です。
園によっては、染髪やパーマの禁止もあります。また、避けて通れないのが日焼け…シミが心配になることもしばしばです。
保育士の仕事がしんどい理由
- 休みが取りづらい
同じ日に何人もの保育士がお休みしては園もまわらないので、シフトで決められていたりします。多少の融通が利いたとしても、他クラスとの兼ね合いや、行事と重ならないかなども考慮しなければなりません。
- 体力勝負
常に立って動き回っているお仕事です。疲れたから休憩…、なんて言ってる暇はないのです。
暑い日も寒い日も子どもたちと同じように、元気いっぱいに過ごすことが求められます。また、保育士の悩みに多くみられるのが
- 肩こり
- 頭痛
- 腰痛
です。子ども目線に合わせると姿勢も低くなりますし、子どもを抱っこする機会も多いですから、常に体へ負担をかかけている人は多いです。
- ストレスが溜まる
- 仕事量の多さ
- 時間との戦い
- 人間関係
などで悩み、余裕を持てなくなってしまうことから、ストレスを抱えてしまいがちです。
誰にも言えずに1人で考え込んでしまったり、うまく発散できないことが続くと、ストレスはどんどん蓄積されてしまいます。
最終的にはつらいな、辞めたいな、と思い始めてしまうのです。自分なりのストレス発散法を見つけたり、信頼できる同僚や上司に話を聞いてもらうことができたらいいですよね。
- いつも笑顔でいること
子どもたちは先生の笑顔を見て安心して過ごしています。
言い方を変えれば、先生の顔色ひとつで、子どもたちの不安要素に繋がってしまうのです。
- 今日は疲れてるから
- 体調が悪いから
- 嫌なことがあったから
などの私情はぐっと我慢し、頑張って笑顔を作る日もあります。人間ですから、つらいなぁと思う日だってありますよね…。
バイトやパートもきつい?
- 子どもの前では正職、バイト、パート関係ない
保育士は、バイトやパートだからといって気が楽なわけではないです。
保育園で働く以上、大切なお子様の命をお預かりする
責任があることに変わりはないのです。
就業時間は決まっていますが、時給が低かったり、体力勝負であったり、周りを見てフォローにまわったりするといった気遣いも大切になります。
正規職員と同じように、つらいな、しんどいな、と思う点にそうそう変わりはありません。
まとめ
お仕事をしていく上で、つらいなと感じることは人それぞれです。また、園によって環境が異なるため、働きやすさも変わってきます。“保育士”という仕事を一括りせずに、他の保育園で働いてみるというのも一つの方法です。
自分の考え方やライフスタイルに合った保育園を見つけ、ストレスフリーで楽しくお仕事が出来たらいいですね。
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