「保育士になるなら文系か理系か?」
- 文理選択でどっちか迷った人へ
納得できる選び方ができるようなアドバイスです。
保育士になるなら文系か理系か?
結論、どちらを選んでも慣れる
保育士は、一般的には文系だと言われています。
大学や、専門学校選びをしていると、文系の試験科目が多いことがわかりますよね。
国公立でしたら5教科試験ですが、私立大学を選ぶと国語、英語、プラス1教科くらいで受験できる学校もたくさんあります。
でも、保育士免許が取得できる進学先に進めばいいのですから、
文理選択は直接には関係ないと言えるのです。
実際には、高校時代に自分の得意教科を伸ばして、希望の保育関係の学部のある進学先を決めればいいのですから
どちらでもいいのです。
保育士の試験科目が理系ではないというだけで、文系を選択しなければならないわけではないのです。
- 文理どちらもメリットはある
保育士の資質として大切なものの一つに、「身近な手本であるべき大人の姿である。」ということがあります。
正しく、美しい日本語で子どもと接するということも必要です。
保護者向けのお便り作成や、保護者や同僚との会話や会議の機会でも、
国語力は不可欠と言えるでしょう。
そして、今や英語は必須です。
日本中に色々な国籍の人が集まっているのですから、あなたが勤めることになった園でも英会話が必要になってきます。
また、私立の幼稚園では、英語教育に力を入れている園も多いので、 英語力は就職にも有利に働きます。
実際に働いてみると、国語力や英語力はあって然るべきものです。
理科が得意な保育士は、知識と経験を生かして、子どもを夢中にさせることができます。
科学力を使って実験めいたものを披露したり、遊びに取り入れることもできます。
自然科学の分野なら、自然の中で遊ぶ子どもたちの発見を、さらに広げてあげることができます。
他の先生にはない魅力につながり、子どもとの良い関係づくりに役立ちます。
理系も十分な武器になるのです。
だからこそ、文理のどちらかにこだわるのではなく、進学先に有利な教科を選択する。
または、自分の得意分野を伸ばして生かす、
もしくは、全体的に順位がアップしそうな方を選択してはどうでしょうか?
「自分の得意科目が文系か理系かわからない!」
なんて声も出ている
具体的に文理選択で迷った人は、以下のように考えましょう。
文理選択でどっちか迷った人へ
得意な方へ進む
って感じますが、一概には言えません。
進学先の大学、専門学校に限らず、就職試験に至っても、文系がいいとは言い切れません。
重要なのは、文理選択ではなく、
って理想ですね。
また、
保育士と言っても、
- 公立
- 私立
だけでなく、
- 何を売りにしている園なのか
- 認定こども園なのか
- 障がい者福祉なのか
などによっても変わります。
大学の子どもにかかわる学部で学ぶと取得できる免許は、
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の3種あり、その組み合わせも学校、学部によって様々なのです。特別支援教諭の免許もニーズの多いものの一つです。
だからこそ、文理選択には、文系か理系かという事よりも、未来の自分像を描くことが大切です。
- 公務員受験者は、理系が有利かも
民間と呼ばれる私立の保育園、幼稚園では、 時に、実技試験と小論文だけ、という園もあります。
でも、市町村が運営する保育園や幼稚園では、受験先は市町村です。つまり、公務員試験を受けることになりますから、数学、理科の試験ももちろんあります。
文系に特化して学んできた学生は、自分でかなりの勉強を補わなくてはなりません。
公務員志望なら、理系を選択する方が、取り組みやすいです。
理数系が著しく苦手な場合、学業にしわ寄せがきて、成績が芳しくなく、受けたかった大学を受験できない。なんてこともありえますから、文系がいいでしょう。
- 自分の得意分野を伸ばすか
- 苦手分野を克服するか
の選択になりますね。
短大、専門、大学、別の文理選択は?
短大、専門、大学の保育科別に考えてみましょう。
専門
- 高校の成績が重要
専門学校へ行くなら、高校での成績アップが基本です。
志望する学校へ行きたくても、成績が良い人順で紹介するなんてこともあるためですね。
どんな教科努力して、苦手なものをなくしていくことが必要です。
また、
保育専門の学校もあれば、老人福祉も視野に入れた福祉専門の学校もあります。
将来の自分に必要な免許が取得できる専門学校を選び、試験の内容を確認し、学校にあった試験勉強が必要です。
短大
- 保育士の意志がかたいならおすすめ
より実践的な内容を学べ、大学よりも早く取得できます。
そのため、どの免許が取得できるか、しっかりリサーチすることが大切です。
- 短大なら、短期間で就職へつながる
短大のメリットは、短期間に手に職がつき、専門知識を集中して学び、 すぐに就職して生かせることです。
また、短大の保育関係の学部を卒業した学生は、ほぼ全員が保育士や幼稚園教諭となって働いて、実績を作ってくれています。
園との長い信頼のつながりがあるため、就職先が豊富で、有利なところが多いです。
4年制大学
- じっくり保育について向き合いたいなら
保育の現場で働くには短大で十分ですが、
- 保育の知識を幅広く学びたい
- 保育士の道以外も興味がある
- 自分で理想の園を開園したい
などと考えている場合は、短大より4年生大学がおすすめです。
保育についてとことん追求するためには、短大の期間だと物足りなく感じるかもしれません。
また、将来の夢が明確でないなら、短大よりも方向転換もしやすいです。
私立か国立で、文理選択も変わる
4年制大学へ行くなら、受験の際のライバルが多くなるということです。
まずは、自分の目指す大学が
国公立か私立大学かはっきりさせることが必要です。文理選択も大きく変わってきます。
もし、国公立大学を希望するなら、理系を選択しておきたいところです。
必ず5教科の試験がありますから、備えた学力を身に着けておかねばなりません。
理系に特化していて文系が全くダメ。という人は文系を選ぶべきでしょう。
最後にポイントをまとめると・・・
- 専門、短大、私立大学、私立園なら文系
- 国公立大学や、公務員なら理系
最終的には、
- 自分の将来なりたい職場はどこかで判断
学びたい分野に特化している学校選びが欠かせませんね。
そして、ピアノや運動、工作など、実技試験や現場に出たときに困らないようにコツコツと身に着けておくことも重要です。
保育士試験や民間の園での就職試験では、ピアノや歌などの実技試験が大きな差になります。
もし、苦手でしたら、今すぐレッスンに通うことをおすすめします。
まとめ
人生の大切な選択の一つである「文理選択。」
どちらを選択しても、子どもと接して保育するときになって一番必要なのは、『人間力』だと思います。
あなたの生き方、考え方そのものが、子ども達の豊かな成長の助けになるのです。
だからこそ、自分自身の内面を磨くことが何より大切だと言えるんですね。
学部選びも、自分の特性を知ることが大切です。
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