保育士の研修会の種類は?

保育士の研修会

  • レベル別のテーマ内容
  • 参加する時の服装

をまとめました。

 

保育士の研修会の種類は?

  • 保護者対応について

保護者とどのようにコミュニケーションを取っていくか、
もしクレームが来たときの対応などを学ぶ研修です。

子どもの成長を促す上で、保護者と園とで手を取り合っていく姿勢が大切になります。

 

  • 社会人としてのマナーについて

基本的なマナーを身に着けることができます。気持ちの良い挨拶や服装など、先生としての印象が良くなるよう学ぶ研修です。

 

  • 保育実技について

保育の現場で生かせるような
手遊びや体操、歌遊びなどを学べます。

実際に身体を動かしながら、楽しく保育を展開していく様子も見られるので、とても参考になります。

特に夏休みの研修では、秋の運動会に使うことができる体操や親子競技など、体験することができますよ。

 

  • 子どもの発達支援について

クラスの中で、気になる子の対応が学べます。

発達支援を要する子、保護者との関わり方やどのような発達障害があるかなど、専門的な知識を得ることができます。

さまざまな支援が必要な子どもと関わる可能性があるので、理解を深めることが大切ですね。

 

テーマ内容を取り上げてみた

新人、未経験者向け

  • 「保育者になるという意識の付け方」

新人の研修

発達が著しい乳児期や幼児期に関わり、成長を促す保育者としての意識を強く持つ研修です。

保育者は、ただ子どもと遊ぶだけのお姉さんではなく、一人ひとりの
大切な命を預かっているという責任感を持つことができます。

 

  • 「新社会人としてのマナー講座」

新社会人としてスタートするにあたり、基本的なマナーを学びます。

  • 自分から挨拶をする
  • 時間は必ず守る
  • 一人で判断せずに相談や報告をする

など、信頼のできる社会人になるための研修になります。

 

  • 「子どもの視点での保育実践法」

未経験や新人保育士の場合には、あまり余裕がなく
自分本位に保育を進めてしまいがちになります。

子どもの視点に立って考えることによって、子どもや自分自身にとっても楽しく、より良い保育ができるようにという意識を持つことができます。

 

中堅向け

  • 「子どもの育つ環境を知る」

それぞれ育つ環境は違います。一人ひとりの家庭環境や背景を知ることが、
子どもの特徴をつかむ上で大切になってきます。

園と家庭との生活を切り離すのではなく、延長として考えましょう。子どもへの配慮や成長を促すためには、広い視点で見守ることの大切さを学ぶことができます。

 

  • 「保育に生かせる実技」

子どもや園の環境に慣れてきたら、研修で学んできたことを
実際に保育で生かすことができますよね。

「今日はどんな楽しいことをして過ごそうかな?」

と子どもと過ごす毎日を思い浮かべる余裕も出てくるでしょう。学んできたことをしまっておくのは、勿体無いのでぜひ保育の中に取り入れていきましょう。

 

  • 「クラス運営のコツと必要な力」

中堅になると、クラスのリーダーとして任されることが多くなってくると思います。

  • 全体を動かしていく力
  • 一人ひとりの個性や特徴を把握する力

など、クラス運営に必要なことが学べます。

 

主任向け

  • 主任の役割を認識する

保育士の主任研修
先生たちが気持ちよく、働けるような環境づくりを考える大切さを学びます。

風通しの良い人間関係を作るために、先生たち一人ひとりの意見や相談を受けられるような主任でいなければなりません。

また、園長先生と先生たちとの間に立つ上での注意点など、
主任はどのような仕事を担っていくのかを勉強しておく必要があります。

 

  • 「環境改善や発信していく力の付け方」

保育環境全体を把握し、子どもにとってより良い保育をしていくために意見を出していくことが必要になってきます。

  • 園長先生と密なコミュニケーションを取る
  • 先生たちの意見を聞きまとめる

など、主任としての心構えを学ぶことができます。

 

  • 「保護者のクレームや相談の対処法」

「経験のある先生に相談したい」

という保護者も多いと思います。

また様々なクレームも
素早く対応し、解決策を出していく立場になります。

主任として

  • 保護者にどのように接すればよいのか、
  • アドバイスの仕方

などを研修で学んでおくと、いざというときに慌てることもないでしょう。

 

服装や格好はどんなコーデをすればいい?

指定がなければスーツ以外でもOK

研修会へスーツ以外で行く
特に、研修の注意書きに、スーツ着用と記載がなければ、持っている服装で構いません。

しかし、気を付けない点はいくつかあるので、チェックしていきましょう!

恥をかかないように、事前に確認することが大切ですね。

 

ラフで、だらしない服装は避ける

保護者や発達支援を要する子への対応など、机に向かって行う研修の場合は、

  • Tシャツに短パン

などのラフすぎる服装は控えるようにしましょう。

  • アンサンブルニットにスカート
  • ワンピース

などきれいな服装を心掛けると良いですね。トレーナーなどの普段着で来る人も多いのですが、整った格好をしている方が良い印象になると思います。

 

  • 最低限の身だしなみ

普段から

  • 髪の毛は落ち着いた髪色
  • つめは短く
  • メイクはナチュラル

になどと気をつけておけば、慌てることはありませんよ。

外見が、目立ちすぎていないかを確認することは重要です。

 

  • 実技系は、動きやすい服装で

保育実技を行う場合は、普段の保育着のような動きやすい服装にしましょう。

Tシャツにズボンなどの簡単な服装で構いません。

動くことがわかっている研修内容で、かしこまった服装で行くと、逆に浮いてしまいますよね。

  • 研修の中身で判断
  • 注意書きをしっかり読む

ことで、間違えた服装を避けることができます。

研修以外でも、イベントごとに服装を見直すと間違いを発見できるかもしれません。

【保育士の服装ガイド】出勤時、遠足、プール、運動会、卒園式など

 

まとめ

自治体や発達支援施設、保育雑誌や教育用品発売会社など、様々なところで保育研修が開かれています。

できるだけ興味のある研修には、進んで参加することをおススメします。

持ち帰って、他の先生たちと共有すると、自分たちの園の子どもたちにつながります。

保育士の園内研修の内容は?進め方と計画のコツ

 

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