「 保育士の園内研修の内容は? 」
- 進め方
- テーマ選びの注意点
- 計画を立てるコツ
をまとめました。
保育士の園内研修の内容は?
- 保護者からクレーム対処法
保護者からクレームや質問をされたときに、
先生によって回答や対処の仕方が違うのは困るからですね。
クレームに対する基本の対処方法を知りながら、穏便に解決していくことが大切です。個々に対応して、保護者の気持ちを逆なでしてしまったら、大変ですよね。
- 応急処置や緊急時の対応
園内での子どもの怪我や事故は、避けられません。
深い切り傷や骨折・脱臼などの大きな怪我が目の前で起こったとき、必ずしもベテランの先生が助けてくれるとは限りません。
先生自身が慌ててしまったら大変です。子どもの気持ちを落ち着かせながら、冷静に対処できるようにしておくことが大事なのです。
最低限の応急処置方法は知っておくことが、基本ですよね。AEDの使い方も一緒に研修に入れるといざというときに役に立つでしょう。
また、
- 自然災害時の避難方法
- 不審者対策
も学んでおくことが、必要ですよね。
予想外の事態や、地震や火災などにも備えておくことで、命を救えるかもしれませんね。
- 気になる子どもの報告や配慮点
各クラスに、行動が気になる子どもはいないでしょうか。
多くの人の目で見守り、成長を助けていくことが大切です。
- クラスでの様子
- どのような点が気になるのか
- 配慮する点
などを報告するだけでなく、改善策を話し合うことが重要です。
全員の先生で把握しておくことで、クラスの先生だけで抱え込まずに済むでしょう。違う視点で物事を見られる先生がいると心強いと思います。
- 研修の報告会
それぞれの先生が外部で受けてきた研修の内容を報告し、共有することが大切です。
- 保護者や気になる子どもの対応
- 保育実技、
- 保育士の現状
など保育士の研修会の種類はさまざまなのです。
実際に行けなかった人へ学びを届けるため、定期的に開催して、保育士の質や園の環境づくりなどに生かしていきましょう。
園内研修の進め方
- 以下の順番でチェック
可能ならば、全員の先生に
- 気になるテーマ
- 学びたいこと
の意見を出してもらうのも良いでしょう。より関心があることをテーマにすることで、実りの多い園内研修になると思います。
2.資料を集め・外部講師を呼ぶのかを決める
必要に応じて研修の資料を集めたり、作ったりしましょう。
園内研修は保育中に行われると思いますので、子どもを見ている先生も資料があると分かりやすいと思います。
また必要に応じて、外部から講師を呼ぶのか決めましょう。応急処置やAEDの使い方などの専門的なことを学ぶときは、呼んだ方が良い場合もあります。
3.園内研修を開催する
園内研修を開催するにあたって、先生の担当を決めましょう。
ずっと子どもを見ていて、参加できない先生がいないようにすることです。クラスで担当を決めて、みなが参加できるようにしましょう。
決められた時間内で内容の濃いものにするには、発表・進行する先生が、手際良く進めていくことも大切になってきますね。
4.研修終了後に意見を聞く
研修を受けて感じたことや、今後受けてみたい研修のテーマなどの意見を出してもらいます。
次の研修も開きやすくなるし、良かった点や改善点が見えてきますよね。貴重な研修の時間を無駄にしないように、次の研修に生かしていきましょう。
5.研修内容を実践してみての報告
研修内容によっては、すぐに実践できることもあるでしょう。
実際に保育の現場で使ってみて、園内やクラスにはどのような効果があったのか報告すると良いと思います。
研修を開いただけで終わりではなく、その後どのように生かすことができたかが重要です。
テーマを選ぶ時の注意点
- 取り上げるテーマに優先順位を
- 園で困っていること
- 差し迫った行事
などに、使える保育実技やアイディアなど、優先順位をつけていくことが大切です。
困っていることや、みなが知っておいたほうが良いことは、
緊急性があるテーマから、園内研修を開いて解決しておきましょう。
- 興味関心があることをテーマに
先生たちが気になっていることを、テーマにすることも大切です。
意見をまとめて決めるのも良いでしょう。
- 過去の研修テーマと似ていないか
過去に開いた研修とテーマや内容が似ていたら、ほとんど意味がないですよね。
もし、
新任保育士がいれば内容により、開くこともあるでしょう。
でも、同じようなテーマになっていないか確認することで、時間の無駄をなくすことができますよね。
計画を立てる時の3つのコツ
準備を分担する
- 連絡係
- 資料作り
- 外部講師を呼ぶ段取り
など園内研修を開くためには、全員の先生で協力して、作業を分担することが重要です。
すべて園長先生や主任がまとめてやってしまった方が早い場合もありますが、
協力者が増えることで、学ぶ意識が高まるんですね。
研修の組み合わせを考える
テーマが2つ以上あるのなら、研修の内容によって組み合わせを考えましょう。
ずっと座って研修の報告を聞くのではなくて、
- 体を動かす
- 参加型の研修を取り入れる
- ディベートにする
など、
積極的な参加意識を促すため、メリハリをつけると良いでしょう。
多くの先生が参加できる日時を
せっかく園内研修を開くのですから、なるべく多くの先生が研修に参加できるようにしましょう。
お昼寝のときが1番落ち着いているので、ベストですよね。
できれば、子どもが帰った後に、ゆっくり時間を取れればいいですね。
全体の予定を把握し、日程をおさえることが重要です。
まとめ
園内研修を開くまでにどのようなテーマにするか、進め方などの計画をしっかりと立てることが必要ですよね。
貴重な時間を使うので、研修を開いたあとも内容を保育に生かしていけるような、実りの多いものしましょう。研修はみなが参加するものですから、テーマ決めや準備を分担し、意見を出し合えるような環境づくりを、日頃からしておくことが重要ですよね。
研修の種類を知っておくと、参考になります。
今の園がつらい人へ
保育園が合わないだけかも <PR>
・自分が出しにくい環境
・ドロドロした人間関係
園を変えるだけで、過ごしやすさがガラっと変わるんです。
もし、今の園がつらいなら、別の場所で過ごす自分を想像すると、悩みが消えてるかも。
すべて自分でやろうとせず、まず保育士求人のプロに頼ると、安心です。
登録や相談もタダです!
↓↓↓
スポンサーリンク