「フリー保育士を一年目にやるって大変?」
- フリー保育士を一年目にやるって大変?
- 新人のフリー保育士の役割がわかる3つのポイント
- フリー保育士としての目標
をまとめました。
フリー保育士を一年目にやるって大変?
- いきなり幅広い年齢を見るのは、かなりきつい
フリー保育士は、0歳児~5歳児まで、幅広い年齢を見ることになります。もちろん、年齢によって保育の内容は違いますよね。
なので、それぞれのクラスの保育を、理解しておく必要があります。
例えば、2歳児のクラスであれば、トイレトレーニングが必要。午前中だけパンツで過ごす、という子もいます。1人1人のトレーニングの進み方を、聞いておかなければいけません。
また、クラスによって季節の歌も違ってきます。どの歌でもある程度弾ける、ピアノのスキルも必要になります。
新卒の保育士は、まだ保育の引き出しがない状態です。なので、幅広い保育に対応するのはとても大変なんです。
- 園全体の子どもを把握する時間がない
保育園にはいろんな子どもがいます。たとえば、
- 熱性けいれんを起こしやすい子
- 服薬や、塗り薬が必要な子
- アレルギーを持っている子
- 気持ちが不安定な子
- かみつきやすい子
など、様々です。
中には、命に関わる持病を抱えている子もいます。なので、
クラスに入る際は、1人1人の健康状態や、特徴をしっかり把握しなくてはいけません。
新人のフリーの立場として、先輩保育士の代わりに
何事もないように過ごすのは、とても負担が大きい
ものです。心も体も、とても疲れます。
- 業務内容が幅広く、消耗しがち
フリー保育士の主な業務内容は、担任の代わりに保育をすることです。ですが、保育以外にも、仕事はたくさんあります。たとえば、
- 園内の掃除
- おもちゃの消毒
- 行事や保育で使用する製作物の準備
- 草むしり
- 備品の点検
など、雑用とも思えるような仕事もします。「保育士なのに雑用ばかり・・・」と愚痴をこぼしたくなりますよね。
ですが、掃除も製作も必要な仕事なんですよね。
クラスをもたないので、書類が少ないのは、嬉しいポイント。でも、体を動かす仕事が多いので、体力的には辛いこともあります。
- 気持ちの切り替えが難しい
いろいろなクラスへ入るので、たくさんの子どもと触れ合うことができます。ですが、毎日同じ子どもと触れ合えるわけではありません。つまり、信頼関係を築くのが難しいのです。
「○○先生がいい!」と、サポートを拒否されることもあります。また、担任ではないからと、言うことを聞かないこともあります。
フリー保育士だから仕方ないことですよね。ベテラン保育士であれば、うまく切り替えられるでしょう。ですが、新人保育士は、すべてを重く受け止めてしまうことがあります。
「子どもに嫌われているのかな・・・」
「保育士に向いてないのかな・・・」
と、マイナスに考えてしまうのですよね。
そして、マイナスに思っているうちに、苦手なクラスができてしまいます。苦手意識をもってしまうと、サポートに入るのが辛くなるんです。
「辞めたい」と感じてしまうことも、ありますよね。
新人のフリー保育士の役割がわかる3つのポイント
担任不在のときのフォロー
フリー保育士にとって、1番大きな役割といえます。
担任が休みや研修などで、不在のときにクラスに入り、代わりに保育をします。前もって不在だと分かるときもありますが、体調不良などで、急にクラスに入ることもあります。なので、フリー保育士は担任にとって、とても助かる存在といえますよね。
また、クラスによって、担任が1人のクラスもあれば、複数担任のクラスもあります。担任が1人のクラスの場合、メインとして保育を行います。
保育中の補助
担任がいるときでも、必要に応じて補助に入ります。
特に、低年齢のクラスでは、着替えや排せつなど、身の回りのことを行うために、補助が必要になります。
フリー保育士は、補助が必要なときにサポートする、お助けマンなんですね。
他にも、
- 散歩や遠足のときに、危険がないように全体を見る
- 製作のとき、うまくできず、困っている子どもをフォロー
- 体調がすぐれず、外遊びができない子どもを、室内で保育
- 気持ちが不安定な子どもに、声かけ
- トラブルが多い子を近くで見守り、未然に防ぐ
- 担任が次の活動の準備をしている間、絵本などで子どもをひきつける
など、担任だけでは手が回らないところに、さっと入ってサポートします。
特に、入園児が多い4月や、連休明けは、常にSOSがくるほどなんです。
なので、各クラスの状況を、瞬時に把握する力が求められます。
園内の環境構成
園内の環境を整えることも、大切な役割です。
玄関ホールや廊下に、季節を感じるような飾りを作ったりします。保育室の飾りは、担任の仕事になります。ですが、忙しく手が回らないときは、フリー保育士が作ったりします。
あいた時間には、運動会や夏祭りなどの行事の準備もします。
また、園内をキレイに保つことも、環境構成になります。
- 汚れているところを掃除
- 草むしり
- 遊び道具の消毒
をしたりと、やることはたくさんあるんですね。
フリー保育士としての目標
- いろいろな保育を学ぶ
年齢や、担任の指導方法によって、保育のやり方はそれぞれです。フリー保育士は、客観的な立場で、いろんな保育を見ることができるんですね。
「こういう声かけの仕方があるんだ」
「この活動を真似してみたい」
など、得られるものは、たくさんあります。
自分の引き出しを、たくさん増やせるきっかけになります。今後、担任になったときに、必ず役に立ちます。
- 臨機応変な対応を身につける
保育には、変化やトラブルがつきものですよね。なので、急に活動内容が変わることがあります。また、子どもの予想外の動きによって、トラブルも発生します。
その場の状況をすぐ把握し、適切な対応ができる力が身に付きます。
- 頼られる存在になる
フリー保育士は、お助けマンとして、担任にとってはとてもありがたい存在です。また、園全体の状況も把握できるので、一番頼りになるんですよね。
新人のフリー保育士にとって、
安心して先輩保育士に頼ってもらえるのは、大きな目標の1つではないでしょうか。
まとめ
- 新人にとって、フリー保育士という立場は、大変なことが多い
- 担任が不在なときに、代わりに保育を行うのが、主な役割
- 保育士として、スキルアップができる
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