「妊婦の保育士で辛いと感じることは?」
- 妊婦の保育士で辛いと感じることは?
- 妊婦の保育士でいつまで続けるか迷った人へ
- 妊婦の保育士で辛いと感じるまま働くデメリット
- 辞めたいと思った時の対処法
がわかります。
目次
妊婦の保育士で辛いと感じることは?
体力的な辛さ
- 妊娠初期のつわりとの闘い
- 妊娠初期の体の変化
- 妊娠後期の体重の変化
など、妊婦の体調は、日々変化します。
個人差もありますが、例えば、妊娠初期のつわり。
空腹時につわりがひどくなる場合は保育中に間食ができず、 和らげることができず辛かったです。また、頻尿になることもありますが、保育中に頻繁にトイレに行くこともできませんでした。
その他、保育教材などの重いものを持ったり、子ども達を抱っこしたりと、体に負担のかかる動きがとても多いのに、その都度、休むこともできません。
事務職と違い、大きな辛さを感じる点の1つだと思います。
精神的な辛さ
- お休みを多くもらってしまうことへの罪悪感
- 思い通りに動かない自分の体への苛立ち
- なかなか理解されない妊婦の辛さ
など、責任感を持って仕事をしている保育士ほど、他職員より多く休みをもらうことや突然シフトに穴をあけることの申し訳なさを感じてしまうことも…。
同時に思うように体が動かないことへのもどかしさやも感じます。
また、若い職員が多い職場では、妊婦の辛さをなかなか理解してもらえないなど、精神的に辛い場面も多くあります。
家庭と仕事の両立の難しさ
- 持ち帰りの仕事ができなくなる
- 今まで自分がやっていた家事が思うように進まない
仕事は、どうにかこなせたとしても、家に着いた途端、体力的、精神的にも限界が…。お風呂に入って、寝るだけで精一杯の日もあります。今までの自分の時間の使い方が、ガラッと変わってしまいます…。
妊婦として保育士を続けるには、旦那さんの協力も不可欠です。
体力を使う場面が多い保育士。
せめて、プライベートでの家事は、少しでもストレスを感じず、ゆっくりすることのできる場面を作っていけると良いですね。
旦那さんにも協力してもらいましょう。
妊婦の保育士でいつまで続けるか迷った人へアドバイス
いつまで続けられるか
健康なら産前産後休業の期間まで
母体に特に問題がないのなら、就業規則や労働基準法で定められている産前産後休業の期間(以下、産休)まで働くことがベストだと思います。
注意してほしいのが、就業先によって、産休の期間の定めが違うことがあります。
就業先の就業規則での確認が必須になります。
- 園の理解があるなら、体調により早めの産休に
- つわりが酷く、初期だけではなく後期まで続く
- 後期の体重増加が著しく、お腹の張りなどで動きが制限されてしまっている
- 乳児クラス担任で、必然的に抱っこをすることが多い
- 噛みつきやひっかきを止める為の俊敏な動きが難しい
上記のような場合は、体調によって、通常通りの仕事をこなすことは、難しいかもしれません。
もしも、妊婦への理解があるのであれば、産休の時期を相談してみましょう。
自分の体調を考えて、任されている仕事が厳しいと感じる時には、保育園に相談してみましょう。出勤しても、仕事上懸念されることが多い場合は、保育園に相談することも保育士として働く責任の1つです。
体調が悪いならすぐにお休みを
- つわりが酷くて、通勤が困難
- 切迫早産の恐れ
- 妊娠中に何か疾患が見つかり、医師から指示が出た
などは、無理せずに保育園に相談しましょう。
もちろん仕事も大事ですが、1番大事なのは自分の体調とお腹の子。
仕事を続けることが困難と感じた場合は、早めに今の自分の体調について報告をし、今後の働き方について相談することも大切です。
辞める時期について
- どうしても退職を希望する場合、可能なら年度末
年度途中での退職はどんな理由であっても、保育園に迷惑がかかります。
辞める理由によっては、辞める前に職場に配置転換や異動について相談してみるのも良いでしょう。
どうしても続けることが困難で早めの退職を望む場合でも、タイミングを考える必要があります。
- 代わりの職員を探す時間もかかる
続けることが困難で、早めの退職を望む場合でも、
- 行事に一区切りがつく時期
- 代替職員が見つかる時期
などを選びたいですね。
自分のことだけではなく、今後、産休を取る可能性がある先生達の為にも心掛けてもらいたい点になります。
例えば、責任なく辞めてしまった先生の前例がある場合。
他の先生が妊娠した時に、
「同じように辞めてしまうのでは?」
とあまり良い印象を持たれないこともあります。
「子どもを産んだ後も、復帰してバリバリ働きたい!」って保育士のためにも、無責任な辞め方だけは避けられると良いですね。
妊婦の保育士で辛いと感じるまま働くデメリット
職場の雰囲気への悪影響
体調が悪いため、周りの職員に余計な気を遣わせてしまう
体調が優れない時、大きな不安がある時は、多少なりとも保育に影響が出ると思います。
そのような環境の中で、保育をしても他の先生方や自分のクラスの子ども達にも気を遣わせてしまうことが多々あるのではないでしょうか。
保育士として働くには、他の職員との連携が不可欠です。
自分の気持ちと上手く付き合いながら、職場の雰囲気も気に掛けていく必要があるでしょう。
自分のお腹の子どもへの悪影響辛いと感じながら、働くことで、母体にかかるストレスは多大な物に。
お腹の子のことを考えた時に、少しでもストレスが軽減できる方法を考えていけると良いと思います。
クラスの子ども達への悪影響
変化に敏感な子は、情緒が不安定になることも
子ども達にとって、大好きな先生が辛そうにしている姿をみることは、とても不安になります。
働く時間を調整するなどしながら、子ども達にとって、ベストな関わり方や勤務の仕方を考えていくことも大切になります。
妊婦の保育士で辞めたいと思った時の対処法
- 無理のない働き方について相談する
乳児クラスの担任の場合、子どもを抱っこするなどの体力的に厳しい点を、他の職員に相談してみるのも良いでしょう。
クラス内で、自分が迷惑をかけにくい業務を担当させてもらうと気持ちもラクになりますよね。
- 勤務形態など働き方について相談を
- 朝の通勤ラッシュが辛い場合は、通勤ラッシュの時間をずらしたシフトにしてもらうことは、可能か
- 勤務時間が長くて、体力的に辛い場合は時短勤務をすることは、可能か
など、保育園全体でフォローをしてもらう雇用形態を変えずに、できる働き方について相談をしてみましょう。
- パート職員や非常勤職員などに雇用形態を変える
- 土曜出勤の有無
- 行事の係の残業
などが辛いなら、雇用形態を変え、仕事の内容や責任の軽減をしてもらえないか相談することも最終手段の1つです。
どうしても、続けることが困難な場合、今の保育園を思い切って退職することも手段1つです。
保育士は専門職でとてもやりがいのある仕事です。子育てが落ち着いてから、再就職することも十分可能です。
仕事に責任を持つことも大事ですが、自分の体のこと、そして、お腹の子のことを1番に考えた時に、今どうすることが1番ベストなのかを考えて行動してもらえたらと思います。
まとめ
- 妊婦の保育士は、体力勝負の保育生活では辛いこともたくさん
- 保育園の理解があるのならば、なるべく退職を考えずに続けられるよう話し合いを
- 辛いことをそのままにせず、相談することが大切
- 最終的にはお腹の子のことを考えた判断を
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