「 保育士のいじめで退職ってよくある? 」
- 保育士同士のいじめの現状
- 退職につながるケース
- 相談する時のポイント
をまとめました。
目次
保育士同士のいじめの現状
- 保護者や子どもに分からない裏で
表には態度に表わさなくても、
裏で嫌がらせや陰口を言われていることもあります。
無視されたり、大事な伝達事項を教えてくれなかったりもするケースもあるんですね。また持ち物を隠されなど、子どもがやるような内容もあります。
- ストレス解消として
保育士はストレスを受けやすい職業です。ストレスの解消法がなく、いじめをしていることもあります。
いじめている側に
ストレスが溜まれば溜まるほど、エスカレートしていくこともあります。
- 雑用を押し付けられたり
- 暴言を吐かれたり
- ミスをなすり付けられたり
することもあるでしょう。自分がいじめられたくないので、まわりからも見てみぬ振りをされることもあり、厳しい状況ですね。
- ターゲットを決めて、毎日嫌がらせ
新人保育士や仕事の覚えが悪く、あまり気が利かない人がターゲットになりやすいです。
また、自分の気持ちを表に出せない大人しい人も、嫌がらせを受けるケースが多いでしょう。園長や主任など長く働いている人は、いじめが日常化していることもありますよ。
いじめで退職につながるケース
追い込まれて精神的に病んでしまう
身近に相談できる人がいれば、気持ちを開放することができます。現状や自分の気持ちを話せず、溜め込んでしまうと心や体に異常をきたすことになりますよ。
精神科に通いながら、何とか職場に行っている保育士もいます。でも、心と体を壊してまで働く必要があるのでしょうか。精神的に病んでしまったら、子どもたちの前に笑顔で立つことは難しいです。
我慢を重ねてしまう場合、退職を選ばざるを得ない状況になってしまいます。
仕事の連携ができない
いじめや嫌がらせとして、大事な連絡をしてくれなかったり、書類を渡してもらえなかったりすることもあります。また保護者や園児のことで連絡事項を伝えようとしても、無視されてしまう場合もあるでしょう。
保育士同士の連携が取れていなかったら、仕事もうまく行かないのは当然です。
園児の事故や怪我などにつながることもあり、危険ですよね。
夢に描いていた保育士像をかけ離れている
明るくて笑顔いっぱい、毎日子どもたちに囲まれて楽しく過ごす保育士。元気な保育士のイメージを持って、やっと夢を叶えられたという人も多いですよね。
でも、実際の現場は想像以上に人間関係は悪く、続けていく自信がなくなることもあります。
新人保育士など経験が浅い場合には、もっと環境の良い園に転職したいと思うこともあります。仕事が楽しく充実する毎日を送るため、退職を選ぶ人もいます。
相談する時のポイント
相談する前に考えること
いじめの現状を把握しメモしておく
今までどんないじめを受けてきたか、嫌がらせの内容やいつから始まったかなどを、メモしておきましょう。頭の中で整理しておくのも良いでしょう。いじめを受けていると思っていても、
指導の一環だということもあるからです。
相談するときにも具体的に内容を伝えることができますよ。
原因を考える
なぜ、いじめられるようになってしまったのかを考えましょう。
新人保育士だからなのか、仕事ができないからなのか、原因をハッキリさせることが大切ですよ。
知らないうちに自分で原因を作り出していることもあります。
今までの言動に問題はなかったのか、振り返ってみましょう。
人間関係を良好に保つことも、欠かせません。
改善を試みる
どうしたらいじめが収まるのか、考えましょう。もし、自分に原因があるかもしれないと思ったら、原因を直していく努力が必要です。
- 気持ちを入れ替えたり
- 自分の気持ちを伝えたり
することも大切ですね。
陰口を言われる新人には、特徴があるので、当てはまるかチェックしてみましょう。
また、いじめられている人が困っていたり、弱っていたりする姿をあざ笑い、楽しんでいることが多いです。
いじめなんかに屈しないという態度を見せれば、収まることもあるかもしれません。
エスカレートすることもあるので、行動には細心の注意が必要ですね。自分でできることは、すべてやってきたつもりだけど、それでも改善しない場合には、相談することも考えましょう。
相談をする相手、場所
- 信頼できる人に相談しましょう
職場内の環境を知っている人が1番です。同期や園長先生などいじめに関わっていない人を選びましょう。
また相談内容がいじめている人たちに伝わってしまうと、エスカレートすることになります。相談する相手は、慎重に選ぶことですね。
そして、職場内には相談できる人もいなくて、一人で抱え込んでいる人も多いですよね。
家族や友達など身近な人に相談することでも、気持ちが楽になりますよ。
- 落ち着いて話せる空間を選ぶ
職場内では、部屋の外に話し声が漏れない部屋を選びます。
また長時間にわたって、相談していることが分かったら、いじめがエスカレートする原因にもなります。
できれば仕事のあと、
他の職員が帰った時間や職場の外で相談するようにしましょう。
- 相談の内容は具体的に伝える
相談する目的は、自分の気持ちを素直に伝えることです。
でも、
- いじめの内容
- いじめてくる人
- いつから始まったか
- 改善しようとしてとった行動
- 今後どうしていきたいか
など具体的に伝えることが大切です。相談された側も現状を把握しやすくなり、的確なアドバイスができるようになりますよ。いじめを思い出したくないと辛いかもしれませんが、情報を多く盛り込みましょうね。
いじめがつらい場合の改善策
自分自身で区切りを決める
いじめが改善されるために、自分なり行動してきたけど、全然改善されないということもあります。
自分で仕事の区切りを決めてしまいます。
いつまでは責任を持って働くということにすれば、その期限まで耐えられるかもしれませんね。
環境を変えるため新たな職場を探す
いじめがある園は、慢性化している場合も多く、なかなか人間関係は改善されません。
環境を変えたいと思ったら、新しい職場を探すことも良いでしょう。
最近では、働きながら転職に向けて動き出すこともできますよ。
いじめに屈しない強い気持ちを持つ
いじめを受けていると、自分自身に原因があってダメな人間だと思い込むことがあります。
心が弱ってしまったら、いじめる側の思うツボですよね。いじめに負けない強い心で立ち向かいましょう。園全体からいじめをされている場合は、難しい状況かもしれません。
プライベートを充実させ、くよくよ悩まないようにしましょう。気分転換をすることも重要ですよ。
まとめ
- 保育士のいじめは、裏で毎日ターゲットを決めて行っており、ストレス解消になっている
- 精神的に病み、仕事の連携が取れない、夢の保育士像とかけ離れていることから退職
- 相談する前には、現状をメモし原因を探り、改善策を考えて行動を
- 信頼できる人に相談内容を具体的に伝え、ばれないように相談
- 仕事の区切りを決め、新たな職場を探しも選択肢の1つ
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