「 保育士の0歳児は大変? 」
- 担任になった時のコツや注意点
- 0歳児の遊びの特集
をまとめました。
保育士の0歳児で大変なこと
- 月齢によって発達が違う
同じ0歳児でも月齢によって、できること・できないことなどの発達に違いがあります。
生後57日から入園できる保育園もあるため、
- 首すわり
- 寝返り
- 伝い歩き
などそれぞれの成長のペースを把握しておくことが必要になります。
また食事もミルクや離乳食など、
個々に合った対応をしていかなければならないのです。
- 乳幼児突然死症候群
お昼寝の時間以外にも、睡眠の時間が多くあります。
寝ているから、事務作業をやってしまおうと長い時間、目を離すのは危険ですよ。
生後2~6ヶ月の子が発生しやすいといわれている「乳幼児突然死症候群」は、6500人に1人の割合で毎年起こっているといわれています。
睡眠中もこまめに呼吸や姿勢の確認をすることが必要なのです。
- 誤飲や転落などの事故
0歳児は、何でも舐めることで確認します。
判断力がまだ十分に備わっていないため、誤飲してしまう危険性が常にあります。
大きさが3.5cm以内は飲み込めてしまうので、十分な配慮が必要となります。
また、転落事故も多いです。イス・階段・ベッドなどハイハイや、伝い歩きができる月齢は、注意したいですね。
- 体調の変化が激しい
全て泣くことで、自分の気持ちを表現しています。体調が悪くても訴えることができません。
こまめに体温を測ったり、様子を見たりして体調の変化を見逃さないことです。
あっという間に症状は悪化していきますから、体調管理は徹底しなくてはいけません。
- 連絡ノートに記載することが多い
保護者と毎日交わす連絡ノートには、
- 1日の様子
- 体温
- ミルクの量(離乳食)
- 排便回数
など、事細かに記載しなければなりません。
伝えるべきことが多いため、1日の時間も濃厚になりますよね。
担任になった人へ3つのポイント
寝かしつけ時
- 安心感を与えてあげる
赤ちゃんの体に触れることで、安心感を与えてあげることが大切です。
特に、額から目にかけて優しくなでてあげると、自然に目が閉じやすくなるのです。
アイマスクのような効果があり、寝つきが良くなると言われていますよ。
また、眠くなると手や足がポカポカと温かくなるのを感じたことはありませんか。手足が冷えているとなかなか眠りつくことができないのです。マッサージするように温めてあげましょうね。
- 添い寝して眠気を誘う
添い寝をしたり、抱っこをしたりすると体温が伝わって、体が温められ眠気を誘ってくれます。
体をトントンと、心音のリズムに合わせて、
- やさしくたたく
- ゆっくりさする
などすると、さらに寝つきが良くなります。
- 無理やり寝かしつけない
寝てくれないと、焦る気持ちも分かりますが、ゆったりとした気持ちで接することが大切です。
寝てほしいと思っている気持ちが伝わると、余計に寝ないときもあります。
時には、気分転換にお散歩をするなど、
臨機応変に対応していきましょう。
食育活動
- 安心した環境で食事を
安心して食べられるような環境づくりにつとめましょう。
食事の担当保育士を、コロコロ変えないことも、大切なのです。
- 食に興味を持たせる
それぞれの月齢に合わせた食事の中で、かんだり飲み込んだりする楽しさを、感じてもらいましょう。
「もぐもぐ」
「ごっくん」
「おいしいね」
などと声掛けしてあげることも大切ですよ。
- 手づかみで食べる意欲を育てる
自分で食べたいという気持ちを大切にして、
こぼしても良いような環境を整えてあげましょう。
食器の配置にも、気を配ると良いと思います。
イベントや行事
- 個々のペースを大事にし、無理強いしない
気分やいつもと違う状況に置かれることで、泣いてしまうこともあるでしょう。
一人ひとりのペースに合わせることが大切なので、無理をして参加させる必要はありませんよ。
- 保育者が楽しんでいる様子を見せる
まだ理解ができなくても、保育者が笑顔を見せ楽しんでいる様子を見せることも大切です。
楽しい雰囲気が伝わるので、自然とご機嫌になってくれるかもしれませんね。
- 出来る範囲での参加
運動会や作品展などは、0歳児さんは参加することに意味があります。
子どもはその場にいるだけでも十分なのです。保育者がちょっと工夫することで、見ている保護者も楽しめるようになります。
0歳児の遊びの例
- 絵本
0歳児用の絵本も多くあります。
「だるまちゃんシリーズ」
「かおかおどんなかお」
など面白い音と絵で楽しめる絵本を、繰り返し読んであげましょう。小さい頃から絵本に親しみを持つことは、とても大切なことです。
- ふれあい遊び
積極的にスキンシップを取りましょう。
「頭・肩・ひざ・ポン」
「ちょちちょちあわわ」
など歌を歌いながら、体のいろいろなところを優しく触ってあげるのも良いでしょう。
- ボール遊び
6ヶ月ごろからは、
動きに変化のある遊びが楽しめるようになります。
すずの入ったボールを、転がしてみましょう。繰り返すうちに、ボールを返してくれることもありますよ。
まとめ
0歳児を保育するときは、特に小さな命を預かっているという意識を持つことです。
まだ判断力や理解力が備わっていないので、さまざまな危険から守ってあげなくてはなりません。
個々のペースに合わせて保育をし、安心した環境で過ごせるようにしましょうね。
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